院長コラム
コロナ第10波に入りました
(2024.01.20更新)
1月18日に東京都から公表された新型コロナウイルス感染症の定点観測を行っている1医療機関あたりの1週間の報告患者数は5.66人と、1週間前の3.38人を大幅に上回り、コロナ第10波に入ったと考えられま… ▼続きを読む
中枢性尿崩症
(2023.12.24更新)
抗利尿ホルモン(ADH,バソプレシン)というホルモンがあります。このホルモンは、尿を濃縮するホルモンです。腎臓の尿細管の最後の部分の集合管にはたらいて、腎臓の尿生成の過程の最後の段階で尿を濃縮すること… ▼続きを読む
柴胡桂枝湯
(2023.12.12更新)
柴胡
表と裏
かぜは体が冷えて免疫機能が低下した際に、ウイルス外から侵入することから始まります。漢方では上気道粘膜や皮膚から入ってくると考え、これを表(おもて)といいま… ▼続きを読む
グルカゴンを測定する意義
(2023.11.30更新)
膵臓の内分泌細胞であるランゲルハンス島にはA細胞とB細胞があり、それぞれ、グルカゴンとインスリンを分泌しています。グルカゴンは血糖値を上昇させ、インスリンは血糖値を低下させる、その綱引きのバランスの結… ▼続きを読む
QOLを改善する薬
(2023.11.27更新)
当院は漢方内科を標榜しておりますが、漢方薬よりも西洋薬のほうが良い場合も多くあると考えております。当院で使う西洋薬で、QOLを改善する薬についてご紹介します。
漢方内科を行っていることで、病気だけで… ▼続きを読む
糖尿病があると癌になりやすい?
(2023.11.20更新)
日本人の死亡原因の1位は癌であり、全体の死因の1/4に及んでいます。生涯で癌にかかる割合は50%を超えております。当院に通院されている患者さんでも、複数の癌を経験したという患者さんも珍しくありません。… ▼続きを読む
糖尿病標準診療マニュアル
(2023.11.10更新)
医師はそれぞれ、得意な分野、つまり専門領域というものを持っております。私の標ぼうしている内科のなかにも、それぞれの領域の専門家がいて、例えば心臓の専門家、呼吸器の専門家、腎臓の専門家、神経の専門家など… ▼続きを読む
婦人科疾患(月経困難、月経前症候群、更年期症候群)の初期対応に漢方を。
(2023.10.06更新)
20代から40代の比較的若い女性は、月経痛や月経前症候群などの婦人科疾患で悩む人が増えていると思います。
婦人科はどうしても内診のイメージがあり、敷居が高く、受診が難しく感じる若い方も多いと思います… ▼続きを読む
ダイアベティスは糖尿病の呼称として適当か?
(2023.09.25更新)
2023年9月22日、日本糖尿病学会と日本糖尿病協会は合同で会見を行い、糖尿病の新しい呼称として、「ダイアベティス」を提案すると発表しました。この件については、以前糖尿病の病名変更について、コラムを書… ▼続きを読む
インフルエンザワクチンの有効性
(2023.09.18更新)
現在(2023年9/18)はコロナ第9波の真っただ中にあり、発熱外来を行っていない当院でも連日陽性者が出ております。また、かかりつけの患者様からも、陽性になったがどうしたらいいか、という問い合わせをよ… ▼続きを読む