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院長コラム

麦門冬湯 (2023.02.07更新)
今日はジャノヒゲという薬草と、ジャノヒゲの根っこを使った咳止めである麦門冬湯のお話です。 甲子園などで、チアリーダーがもっているポンポンがありますね。この薬草(ジャノヒゲ)はそれをひっくり返して地面… ▼続きを読む

インスリン導入したら、もう一生続けないといけないのでしょうか。 (2023.01.23更新)
糖尿病患者さんで経口薬で血糖コントロールが不十分で緊急性がある場合、またGLP-1受容体作動薬を入れても効果不十分の場合、インスリン導入が必要になります。 インスリンを始めたら、もうやめることはでき… ▼続きを読む

SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬 (2023.01.22更新)
私が医師になったころは、今と比べれば糖尿病の治療薬は非常に限られておりまして、SU、メトホルミン(ただし最大量750mg/日の低用量のみ)、チアゾリジン薬、アルファグルコシダーゼ阻害薬のみでした。専門… ▼続きを読む

バセドウ病のくすりっていつまで続けるんですか? (2023.01.16更新)
バセドウ病の患者様によく聞かれる質問です。バセドウ病の薬物療法はどれぐらいの期間を継続すればよいのでしょうか。 バセドウ病は甲状腺機能が正常化してから、メルカゾール5mg を1日当たり3錠→2錠→1… ▼続きを読む

龍角散について考える (2023.01.13更新)
漢方はさまざまな症状に有効ですが、特に、咳、便秘、泌尿器トラブルの3分野については漢方薬が優位な点が多くあります。今日は、漢方薬という分類からは外れますが、咳に有効なOTC薬である、龍角散について考え… ▼続きを読む

メリスロン (2022.12.17更新)
外来には1日に一人ぐらいはめまいの患者さんがいらっしゃいます。ぐるぐる回る回転性めまいや、ふわふわとした感じが持続する浮動性めまいなどです。 人間は、視覚による情報と、内耳から入る平衡感覚が統合され… ▼続きを読む

日本人の主食は何か? (2022.11.21更新)
患者様から普段何を食べたらよいのかよくご質問をいただきます。 私は普段外来では、糖尿病があるからといって、これを食べてはいけないという食べ物はないと指導しております。一方で、一つのものに偏るというの… ▼続きを読む

生薬を改良した薬 (2022.11.20更新)
本日は生薬と現代の医薬品の関係についてのお話です。 糖尿病治療薬のひとつであるメトホルミンは、中世ヨーロッパで糖尿病症状(口渇・多尿)を緩和するために用いられていた,民間薬ガレガソウが出発点とされて… ▼続きを読む

糖尿病の病名変更へ (2022.11.12更新)
数日前に、日本糖尿病協会会長の清野先生が、糖尿病の病名は患者差別につながるため、変更を検討することを発表しました。わたくしとしても全く同感であり、支持します。 糖尿病ということばは現在の正式病名です… ▼続きを読む

GIPとグルカゴン (2022.11.12更新)
膵臓の内分泌細胞であるランゲルハンス島にはα細胞とβ細胞があり、それぞれ、グルカゴンとインスリンを分泌しています。グルカゴンは血糖値を上昇させ、インスリンは血糖値を低下させる、その綱引きのバランスの結… ▼続きを読む

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