院長コラム
バセドウ病のくすりっていつまで続けるんですか?
(2023.01.16更新)
バセドウ病の患者様によく聞かれる質問です。バセドウ病の薬物療法はどれぐらいの期間を継続すればよいのでしょうか。
バセドウ病は甲状腺機能が正常化してから、メルカゾール5mg を1日当たり3錠→2錠→1… ▼続きを読む
龍角散について考える
(2023.01.13更新)
漢方はさまざまな症状に有効ですが、特に、咳、便秘、泌尿器トラブルの3分野については漢方薬が優位な点が多くあります。今日は、漢方薬という分類からは外れますが、咳に有効なOTC薬である、龍角散について考え… ▼続きを読む
メリスロン
(2022.12.17更新)
外来には1日に一人ぐらいはめまいの患者さんがいらっしゃいます。ぐるぐる回る回転性めまいや、ふわふわとした感じが持続する浮動性めまいなどです。
人間は、視覚による情報と、内耳から入る平衡感覚が統合され… ▼続きを読む
日本人の主食は何か?
(2022.11.21更新)
患者様から普段何を食べたらよいのかよくご質問をいただきます。
私は普段外来では、糖尿病があるからといって、これを食べてはいけないという食べ物はないと指導しております。一方で、一つのものに偏るというの… ▼続きを読む
生薬を改良した薬
(2022.11.20更新)
本日は生薬と現代の医薬品の関係についてのお話です。
糖尿病治療薬のひとつであるメトホルミンは、中世ヨーロッパで糖尿病症状(口渇・多尿)を緩和するために用いられていた,民間薬ガレガソウが出発点とされて… ▼続きを読む
糖尿病の病名変更へ
(2022.11.12更新)
数日前に、日本糖尿病協会会長の清野先生が、糖尿病の病名は患者差別につながるため、変更を検討することを発表しました。わたくしとしても全く同感であり、支持します。
糖尿病ということばは現在の正式病名です… ▼続きを読む
GIPとグルカゴン
(2022.11.12更新)
膵臓の内分泌細胞であるランゲルハンス島にはα細胞とβ細胞があり、それぞれ、グルカゴンとインスリンを分泌しています。グルカゴンは血糖値を上昇させ、インスリンは血糖値を低下させる、その綱引きのバランスの結… ▼続きを読む
漢方薬はかなり役に立ちます
(2022.11.11更新)
現代の医学はかなり進歩しているのは間違いなく、多くの人がその恩恵を受けていると思いますが、患者さんからみると、なにか足りないような気がしている方が多いと思います。腰が痛い、足がしびれる、よる途中で目が… ▼続きを読む
漢方薬の作り方
(2022.11.07更新)
当院で処方している漢方薬のほとんどは、ツムラのエキス剤です。昔の漢方薬は生薬を煎じて処方しておりましたが、最近はアルミ包装されたエキス剤がほとんどになりました。どのようにして生薬からエキス剤を製造して… ▼続きを読む
糖尿病患者会 「世田谷ラポール糖の会」のお知らせ
(2022.10.30更新)
この度、当院では医師・患者様・スタッフから成る日本糖尿病協会の友の会を設置いたしました。
これにより、会員限定で協会誌のさかえを安価で購入することができるようになりました。今後、糖尿病教室などのイベ… ▼続きを読む