食べてもいい間食はありますか?
管理栄養士の森田です。最近は急激に暑くなり、セミの声も聞こえる季節になってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は、栄養相談でよく聞かれる、間食についてお話ししたいと思います。
まず、厚生労働省によると、間食とは、朝食・昼食・夕食以外に摂取するエネルギー源となる食べ物と飲み物のことで、栄養補給の他に気分転換や生活にうるおいを与えるなどの役割もある。とのことです。
では本題に戻ります。患者さんから、食べてもいい間食はありますか?という質問をよくうけますが、答えは…
ある です。
一般的には、間食は一日200キロカロリー程度が望ましいとされています。間食をするメリットとしては、エネルギー補給や精神的な安らぎを与える効果があります。
ダイエットを始めること自体、とても難しいことですが、その生活を続け、目標体重まで達成させること、また維持していくことはもっともっと難しいことだと考えます。
私も経験したことがありますが、ダイエットをしてリバウンドをしてしまう原因の一つは、ストレスによるドカ食いだと考えます。
なので、精神的な安定は大切であり、一番理想は、目標となる自分を想像して、わくわくした気持ちでダイエットを楽しめることです。
間食はストレスをため過ぎないためにも、うまく活用してゆきたいところです。
当院の患者さんの中にダイエットに成功した患者さんが多くいらっしゃいます。
その方たちのお話を聞いていると、間食もうまく活用されている様子でした。
その方たちは、自分に合った、健康的でおいしい間食を見つけて、うまく自分のストレスとも付き合っている印象でした。
そんな患者さんたちのお話も参考にしてもらった、おすすめの間食は、前回紹介したコラム「夕食が遅くなるので、間食してしまいます」に載っていますのでご覧ください。
「食べてもいい間食ってありますか?」という質問自体、とてもすばらしく、意欲的だと私は思います。これから食事を変えていこう。という患者さんのやる気を感じます。
患者さんごとにおかれた状況や悩みは違います。当院では個人個人に合わせた栄養相談を行っているので、お時間ある方は、一緒にお話ししましょう。