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人間はなぜ太るのか

[2022.06.07]

野生動物は基本的に太ることは少ないと思われますが、一方、人間は高度に発達した大脳連合野があり、視床下部の食欲中枢を上回る、過剰な摂食行動を引き起こすことが知られております。

野生動物は大脳以上に視床下部の影響が強いので、必要以上のカロリーを摂取すれば満腹になりそれ以上食べなくなりますが、人間は、発達した大脳が視床下部を凌駕するのです。

甘いものは別腹というのもそうですね。先日、私はロイヤルホストに行って、一通り高カロリーな食事を食べた直後にホットファッジサンデーを食べてしまいましたが、これも大脳連合野

のなせる業です。もうすでに必要以上のカロリーを取っているのに、過去のサンデーのおいしい快感が忘れられず、追加で食べてしまう。人間ならば経験されている人が多いでしょう。

もともと、太る可能性が高い生き物であるのに加え、現代社会では、コンビニエンスストアやお弁当屋さんなど、便利に食事を済ますことができる状況になっています。

スマートフォンをみながら食事する人も最近増えてきています。いま、何を食べているのか認識せずに、食事を済ませるというのが習慣になると、必要以上のカロリーを取りすぎてしまうことになります。その場合、マインドフルネスの考えに基づいた食事瞑想が有効です。Youtubeで「食事瞑想」で検索すると、いろいろな動画が出てきますので、一度見ながら食事をしてみましょう。食事の本当の味わいを取り戻せるかもしれません。

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