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肥満を合併する糖尿病をもつひとへの食事栄養指導

[2022.06.28]

糖尿病をもつかたの平均BMIが24.8程度と言われておりますので、半分は肥満の方、半分は肥満ではない方と大まかにいうことができます。

肥満を合併した糖尿病患者さんの食事指導についてお話します。

つい5年ぐらい前までは、糖尿病患者さんは、非糖尿病患者さんよりも少なめのカロリー設定が望ましいとされてきました。ところが、近年の研究では、糖尿病患者さんの消費エネルギーは、健康な人と同じ、標準体重当たり30-35kcal程度であることがわかり、糖尿病学会のガイドラインでも、以前よりも多めに修正されました。

ただし、肥満が糖尿病のコントロール悪化の原因となっている場合、200-300kcal/日はそこから引いて、3kg程度の体重減少をまず目指すという目標になります。

よく誤解されていることですが、170cm 90kgの糖尿病をもつひとが、標準体重63kgまで体重を落とす必要はありません。まずは3㎏から5kg程度の減量を、3か月程度で目指してゆくというような減量でも、十分コントロールは改善してゆきます。

肥満というのはこれまでの食習慣の積み重ねで、そこには社会的、心理的な問題が絡んでいることがあり、簡単に改善できるものではないと思います。当院としては、医師の外来診察、管理栄養士の栄養指導、看護師の療養指導を通じて、まず患者さんの思いを聞くことから、問題解決を粘り強く目指したいと考えます。皆様のご相談をお待ちしております。

 

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