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柔道と柔術の思い出

[2022.04.05]

高校、大学、社会人と柔道をやっていました。ラ・サール高校1年生で試合で2勝して黒帯を取得。以後、団体戦のレギュラーになり、試合に出続けていました。東大でも柔道部に入部し、多くの試合に出場しました。実績としては、全国国立柔道大会という団体戦で東大が3位になったときに4勝1敗と活躍できたことと、大学4年生、5年生の東日本医科学生総合体育大会の個人戦軽重量級で優勝2回したことが目立った成績でした。他のスポーツはあまり得意とは言い難い私でしたが、柔道はなぜか長く続けられ、それなりの(といっても学生アマチュアレベルは決して超えていませんが)成績を上げることができたのは、柔道というスポーツの間口の広さを表しており、いい思い出と経験であります。

その後、社会人でも試合に出たり、練習を続けたりしていたのですが、すこし似た競技でブラジリアン柔術という競技に出会い、30代はこの競技にはまってゆくことになりました。

この競技は、柔道よりもよりスポーツ経験なしの社会人に向いており、そんな方でも、技術を一つ一つ身につければ、強い人とも下から戦えるという競技でした。私が最初にお邪魔した中井先生の道場では、白帯でこれまでスポーツ経験なし、柔術経験1年ぐらいの人に下から三角絞めを2回決められ、悔しさよりもこの競技のすばらしさを感じ、のめりこんでゆきました。中井先生も生徒一人一人に気を配り、私みたいな外から出稽古に来た人間にも温かく接していただき、それまで弱肉強食の体育会人間だった私には驚天動地の経験でした。柔道だけだった私をリスペクトしてくれる雰囲気がなんとも心地よく、やられるのが新鮮で?出げいこに熱心に通っていました。当時は格闘技ブームであり、この業界にはとにかく勢いがあり、多くの人材が集結していました。本当の指導者に会ったこの経験が、今の外来診療に大きく役立っていると感じております。

その後別の道場で石川先生という方の道場に入会しました。石川先生も、道場の雰囲気づくりを大事にしている方でした。この道場で、立ち技をすて、下から足を利かせる柔術の本質に触れることができました。練習の後に飲みに行ったりする仲間もできました。柔術の試合ではこれといって大きな成績はありませんでしたが、紫帯の最後のアダルト(年齢無制限)の試合で、下から引き込んで道場で練習したシザースイープを決めて逆転勝ち、1勝をあげ銅メダルを取った喜びはいまでも忘れません。

その後ケガがあり柔術からは遠ざかっておりまして、ケガが治った後コロナ禍に突入し、現在これといって運動は何もしていません。時々、体を動かしたくなる時がありますが、生きているうちにもう一度柔術をやりたいという思いは今でも持っています。

以上、医学とは関係ないお話ですが、昔のことを思い出しながら、書かせてもらいました。

 

 

 

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